不動産の売却を検討するときには、大きく分けると2通りあるのではないでしょうか?
1つめは、已むに已まれず手放さなければならないとき。
2つめは、未来に向かってステップアップの一環として希望を持って手放すとき。
已むに已まれず手放さなければならないときは、とても辛いものです。 色々な事情があって手放さざるを得ないのは分かっているけど、でも人それぞれ色々な思い入れがありますから、そう簡単には割り切れません。それに、そのような時こそ少しでも高く売却しなければならない事情があったりします。
希望を持って手放そうと決断した時でも、思い出の詰まった不動産を手放すことは、ちょっとセンチメンタルになったりします。次のステップを考えると、やはり少しでも高く売却したいとお考えになるのは当然です。
例えば、借地・借家の問題を抱えた物件は、一般的には問題を解決してから売却した方が高額で売却できます。その問題解決の方法のご提案や実際の交渉も行います。
また、建物を解体して更地で売却する方が高額で売却できる場合も多々ございます。解体費用の安い業者を探す方法としては、数社に競争入札していただくことをご提案いたします。
また、解体に際して家財等を処分するのに、解体業者にゴミとして出すと費用がかかりますので、出来るだけ公共団体の粗大ゴミとして処分していただければと思います。また、不要なものでも買取業者が引き取ってくれるものもあります。買取業者のご紹介等々、微力ですがお役にたちたいと思っております。
不動産業者によっては、ノルマを課しているので、ノルマ達成のために今月中に契約まで達成しなければならなくなります。そのためには、売主様に「もう少し頑張ってみましょう」の代わりに「この辺りの価額が良いところじゃないでしょうか」と言わざるを得なくなります。私どもは、お客様に寄り添うことを第一義としておりますので、お客様の不利になるような制約は一切ありません。
弁護士事務所からのご依頼は債務処理がらみが多く、そのため出来るだけ高く売却することが求められていたり、その他借家・借家問題など一筋縄ではいかない問題を抱えていたりするケースが多いのですが、その問題を解決して売主様にも弁護士の先生にも満足していただける結果を残しているからこそ、ご依頼が継続していると信じております。